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iOSアプリ開発時の証明書(p12)とプロビジョニング

 

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iOSアプリの開発時の証明書(p12)とプロビジョニングについて

よく忘れるのでメモります。

 

Apple IDの取得

文字化けを防ぐため、Apple IDは英語で登録しておく。

 

証明書(p12)発行の手順

iOS Developer Centerへの登録が必要です。(年間 ¥7,800 (税別) 2014.4.28現在)

iOS Dev Center - Apple Developer

【法人の場合】

iOS Developer Program に企業/組織として登録するには下記が必要です。

  • Apple Developer Program の法的な契約書に対して企業/組織を拘束する法的権限。
  • 登録された法人名。この法人名が App Store 上で「販売者」として表示されます。DBA、架空事業名、商号、支店名は受け付けておりません。
  • 企業の主要な事業所または本社の住所。
  • 法人に割り当てられた D-U-N-S Number
  • 購入用の有効なクレジットカード
  • 担当者の情報を登録時のメールアドレスは企業ドメインのものにする。
  • 審査中に担当者に電話があります(申請後2〜3日くらい必要)

 

iOS Developer Center登録後、マスターになるMacを用意する。

AppleアカウントとマスターMacを紐付けるためにMacの証明書要求を準備する。

  • キーチェーンアクセス -> 証明書アシスタント -> 認証局に証明書を要求
  • メールアドレス : 開発者登録時のメールアドレス
  • 要求の処理 : ディスクに保存 / 鍵ペア情報を指定にチェック

CertificateSigningRequest.certSigningRequest がデスクトップに保存される。

 

iOS Developer CenterからCertificateSigningRequest.certSigningRequest を使って

開発用と申請用の設定をする。

  • (開発用)iOS Provisioning Portal -> Certificates -> Developmentタブ -> Request Certificate
  • (申請用)iOS Provisioning Portal -> Certificates -> Distributionタブ -> Request Certificate

デスクトップ上の ios_distribution.cer と ios_development.cer を

ダブルクリックすれば、キーチェーンアクセスに証明書が登録される。

参考サイト

Apple Developer:iPhoneアプリ開発での証明書関連の作業手順 | www.sirochro.com

 

プロビジョニングプロファイルの書き出し

AppIDを登録後、アプリに紐づく情報を登録する。

  • (開発用)BundleIDは「*」にする。ex) jp.publicroots.*
  • (申請用)BundleIDは正確に入力する。ex) jp.publicroots.appname

appname.mobileprovision ファイルがダウンロードできます。

書き出されたプロビジョニングプロファイルをクリックするか、

Xcodeで開くと、ビルド時に選択できるようになります。

 

別の環境で製作をする場合は、マスターMac の証明書(p12)とパスワード、

プロビジョニングプロファイルを使えば書き出す事ができます。

※最近仕様変更があり、Xcodeから iTunes Connect に書き出す際に

Apple ID のID/PWが必要になりました。

 

【追記 2014.05.11】

アカウント取得や証明書発行などは、

できればクライント側でやってもらう方がベストです。

もしこちらでやる場合でも、クライントにMacを用意してもらうか、

新規で購入して管理した方がいいと思います。

複数アプリを制作していると、アカウントと証明書とプロビジョニングの紐付けや

Xcodeでビルドする時にややこしくなります。。。